[Ruby] RubyGemsのインストール+α

Ruby本体のインストールはこのあたりで完了済みだが、次の2つのライブラリは入れておいた方が後々のためなので、インストールする。

1. RubyGemsのインストール

RubyGemsは1.9系から標準ライブラリに採用されているので、Ruby1.9系を入れている場合はインストール不要。
1.8系でもOne-Click Ruby Installer for Windowsを利用してインストールしているなら、最初から入っている(入っていたような気がする)
ActiveScriptRubyでも最初から入っていると思われ…

インストール済みかどうかは、いつも通り適当なコマンドで確かめる。

$ gem -v

RubyGemsとはについてはこのあたりを読むなり適当にググるなりすべし。
なにはともあれ、とりあえず入れとけレベルのライブラリなので入れる。

  1. このあたりから、RubyGemsのZIPファイルをダウンロードする。
  2. 適当なフォルダに展開する。
  3. 展開したフォルダの中のsetup.rbを実行をする。
$ ruby setup.rb

Windowsの場合、3.の操作で [Rubyインストールフォルダ]¥lib 辺りにgemがインストールされる。
cygwinの場合は知らない。

別の場所にインストールしたい場合は、自分で適当にググればいいと思うよ?

2. Rakeのインストール

Rakeも標準で入ってるかもしれないレベルのライブラリなので、とりあえず入れる。

Rakeはgem経由でインストールする。
Rakeがインストール済みかどうかは次のコマンドで確認できる。

$ gem list

インストールされていなければインストールする。

$ gem install rake

これでリモートからrakeを探して、勝手にインストールしてくれる。
インストールは基本的に[Rubyインストールフォルダ]¥lib¥gemsの2,3階層下辺りにインストールされる。

3. RubyGemsコマンド

Rakeのインストールで使ったように、RubyGemsを使うとライブラリが"gem install xxxx"でインストールされるのですごい楽。gem万歳。
RubyGemsのコマンドはいろいろあるらしいけど、そんなの全部覚える必要もなく、とりあえず次のものだけ覚えておけばいんじゃないかな?

コマンド 説明
$ gem update --system RubyGems本体のアップデート
$ gem update xxxx インストール済みのxxxxをアップデート
$ gem list インストールされているgem一覧の表示
$ gem search -r xxxx xxxxというライブラリが存在するかどうかを確認する
$ gem install xxxx xxxxというライブラリをインストールする
$ gem uninstall xxxx インストール済みのxxxxをアンインストール


とりあえず、これでRubyの準備は完了。
(One-Click Ruby Installer for WindowsやActiveScriptRubyを使うとここまでが数回のクリックで済むと思うYO)